そういうわけでeneloop KBC-L2AS mobile booster(通称モバブ)を買いました。かなりズッシリとした重量感。ケータイが一台増えたような感じ。
SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2AS
充電専用ケーブルを使用した結果、Xperiaへ正常に充電できました。
いま慣らし充電中ですが、4%→100%と13%→55%と充電したところでKBC-L2ASが電池切れで充電停止しました。慣らして1.5回分くらいかな?
Xperiaのバッテリーに関しては、ユーザなら少なくとも多少は意識する問題ですよね。
幸いにして、先日ドコモがUSB出力対応(つまりスマートフォン対応)の補助充電アダプタ「FOMA 補助充電アダプタ 02」を出してくれると発表がありました。ただね、これ内蔵電池の容量が3.7V 1800mAh。
さて、普通のケータイの充電器が5.4V出力である事からもわかるように、電池を充電する時には電池の定格電圧より高い電圧が必要となります。ここで、昇圧にロスが生じます。
例えば、KBC-L2ASのスペックは内蔵電池が3.7V 5000mAhにもかかわらず、5.0V 500mA出力は240分。
つまり
4時間(240分)÷5000mAh×3.7V÷5.0V÷500mA=54%
KBC-L2ASだと、出力時に内蔵電池の半分程度の変換ロスがあるような計算になります。
この240分というのは余裕をもった数値でしょうからもう少し変換率はいいんだと思いますが。
話を戻すと、FOMA 補助充電アダプタ 02の電池では、仮に変換ロスを20%と少なめに見積もったとしても
1800mAh×3.7÷5.0×0.8=1065.6mAh
となり、Xperiaの内蔵バッテリーを60%程度しか充電できない計算になります。
まぁこれでも日常生活には十分なのですが、イベントや旅行などでは少々心もとない気が。
そう思ってKBC-L2ASを買った次第です。
USBケーブルについてはXperia日記(3) 安っぽいUSBケーブルを買ってみたをご覧いただければと思います。切り替えスイッチや専用端子がついていない限り、基本的にデータ通信&充電対応のUSBケーブルは使用できません。純正のUSBケーブルも充電不可です。
じゃ、今日はこの辺で
8月 012010